超初心者のためのタロット入門 第3回:大アルカナの11~21を深掘り!

超初心者のためのタロット入門

こんにちは(^^)

前回の記事では、大アルカナの0~10についてお話しましたね!
今回は、その続きとして「11~21」のカードを詳しく解説していきます。

この「11~21」のカードは、人生における大きな試練や成長、そして自己実現へと至るストーリーを描いています。

例えば、「正義(11)」では公正な判断を求められ、「吊るされた男(12)」では自己犠牲を通じた新たな視点の獲得が示唆されます。

「死神(13)」は古い自分を手放し、新たなスタートを切ることを促し、「世界(21)」ではついに目標が達成されるという流れになっています。

特に、「正義(11)」から「世界(21)」までは、自分自身を深く見つめ、人生の最終到達点へと向かう重要なフェーズ。

このカードの流れを理解すると、タロットカードのストーリーがより明確になります。

1枚1枚の意味を深く掘り下げながら、実生活での活用方法も交えて解説していきます!

では、さっそく見ていきましょう!

11~16のカード一覧&意味+実生活での活用法

11:『正義(Justice)』

【キーワード】
バランス、公正、因果応報、決断

【解説】
天秤と剣を持つ女神の姿が描かれたカード。

公正な判断と真実を重んじる意味があり、行動の結果が返ってくる「因果応報」の象徴でもあります。

このカードが出たときは、物事を冷静に判断することが求められるタイミングかもしれません。

【実生活での活用例】
契約や法的な問題に関わるときに出やすいカード。

「自分にとって何が正しいのか」をじっくり考え、公平な視点で決断することが大切です。

また、人間関係においてもバランスを保つ必要があるときに現れることがあります。

12:吊るされた男(The Hanged Man)

【キーワード】
自己犠牲、視点の転換、忍耐、内観

【解説】
逆さまに吊るされた人物が描かれたカード。
一見すると不自由に見えますが、彼の表情は穏やか。

これは「違う視点から物事を見直す」ことの重要性を示しています。

また、一時的な停滞や試練が必要な成長のプロセスであることを示唆しています。

【実生活での活用例】
「今は動かない方がいい」ときに出ることが多いです。
焦らず、じっくり待つことが成功のカギかも(^^)

また、自分を犠牲にすることで大きな報酬が得られる時期かもしれません。

13:死神(Death)

【キーワード】
終わりと始まり、変化、再生、脱皮

【解説】
「死神」と聞くと怖いイメージですが、実は「新たなスタート」のカード!

何かを終えることで、新しい未来が開けるというメッセージが込められています。

死の象徴というより、人生の新しい章が始まるサインとして捉えることができます。

不要になったものを手放し、より良い未来へと進むための準備を整えることを示唆しています。

【実生活での活用例】
転職、引っ越し、人間関係の変化など、大きな転機のときに出やすいです。

また、過去に囚われずに新たな道を選ぶべきときに現れることもあります。

14:節制(Temperance)

【キーワード】
調和、バランス、柔軟性、適応力

【解説】
天使が水を注ぐカード。
これは「異なるものをうまく融合させる」ことを示しています。

感情のバランスを保ち、冷静な判断をすることが成功へのカギ。

【実生活での活用例】
仕事とプライベートのバランスを取ることや、人間関係の調整が求められるときに登場。

また、極端な行動を控え、穏やかな態度を意識すると良い結果を得られます。

15:悪魔(The Devil)

【キーワード】
誘惑、束縛、執着、中毒

【解説】
鎖に繋がれた人物が描かれていますが、実は鎖はゆるく、外そうと思えば外せるのです。

つまり、「自分で作り出した制約」に縛られている状態を表しています。
欲望や依存から抜け出せない状況を示唆しており、現状を冷静に見つめ直すことが必要です。

【実生活での活用例】
悪習慣や依存関係を見直すタイミング!
何かに執着しすぎているときに、このカードは警告を与えてくれます。

16:塔(The Tower)

【キーワード】
崩壊、衝撃的な変化、目覚め、解放

【解説】
雷に打たれた塔から人が落ちるショッキングなカード!
これは「突然の出来事によって、古い価値観が崩れ去る」ことを意味します。

例えば、長年続けてきた仕事の終焉、人間関係の決裂、思いもよらない出来事が起こるかもしれません。

しかし、壊れたものの先には新しい道が開ける可能性があります。
大きな変化の後には、新しいチャンスや学びが待っていることを示唆しています。

【実生活での活用例】
急な変化に対応する柔軟さを持つことが大切です。
例えば、転職や引っ越し、大きな価値観の変化に直面したとき、このカードが現れることがあります。

また、何かを根本から見直すべきときに現れることもあります。
それまでの価値観を手放し、新たな視点を持つことが成長の鍵となるでしょう。

「人生の成長と完成」へのプロセス

11~21の大アルカナは、「人生の成長と完成」へのプロセスを示しています。

どのカードも、私たちの人生にリンクするメッセージが込められています。

そのため、占いでこれらのカードが出たときは、その背景にある意味をじっくり考えると良いでしょう。

次回は、小アルカナについて詳しく解説していきます(^^)

小アルカナは、タロットカードのもう一つの主要なカード群で、日常的な出来事や感情をより細かく映し出します。

ワンド、カップ、ソード、ペンタクルの4つのスートに分かれており、それぞれ異なるテーマを持っています。

このカード群を理解することで、より深いリーディングができるようになりますよ!

お楽しみに!

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